我が国における高病原性鳥インフルエンザの発生状況について(平成28年12月20日現在)
平成28年度国内発生事例について
平成28年11月28日に青森県において、今年度、家きんでは国内初となる高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜が確認され、平成28年12月1日に高病原性鳥インフルエンザ(H5N6亜型)であることが確認されました。平成28年12月20日現在、4道県6戸の農場で高病原性鳥インフルエンザ(疑い事例を含む)が確認されています。
(野鳥等は13道県71事例で確認されています。発生詳細状況については、環境省のホームページをご参照ください。)
2016年12月7日付けで公表されたWHOの情報によりますと、中国の国家衛生・計画出産委員会(NHFPC)は鳥インフルエンザA(H5N6)の感染者2人を検査確認したことをWHOに報告しました
一般的には鳥インフルエンザウイルスがヒトに直接感染する能力は低く、また感染してもヒトからヒトへの伝染は起こりにくいと考えられています。しかし大量のウイルスとの接触や、宿主の体質などによってヒトに感染するケースも報告されています。
家禽や野鳥等の異常を見つけた場合には、直ちに最寄りの家畜保健衛生所に連絡してください。
公開日:2016年12月20日
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